生理のケア

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  • 12月 20, 2022
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生理のケア

月経、避妊、閉経などの話題は、多くの国でいまだタブー視されています。しかし、オープンな若い世代による文化的な変化によって、女性のセルフケアへの注目度が向上し、このテーマが話題に上るようになりました。フェミニンケアを取り入れた、女性の健康に関するグローバルなメディア報道が増えたことで、ブランドが取り組むべき重大なトピックとして注目されています。なぜなら、月経周期は世界中のすべての女性の快適さと自信に影響するからです。また、月経を自然の摂理としてとらえ、ニッチなインディーズブランドが台頭したことも、インティメート・ケアが世界的な健康ブームに乗り、「生理のための美容」という新たな需要を創造するきっかけとなりました。

科学的根拠があるのです!生理がお肌の状態を左右している!

女性の肌は、人生の節目節目で変化するホルモンの影響を受けています。主な女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン、テストステロン)それぞれの肌への影響を理解することにより、お肌のニーズに最適な答えを導き出すことができるのです。こうしたホルモンの変動やピークの時期によって、お肌が脂っぽくなったり、つややかでふっくらとしたりします。

さらに、エストロゲンは生殖機能だけでなく、思考、記憶、痛み、認知機能、そして五感*をコントロールするとてもパワフルなホルモンなのです。触覚や皮膚感覚も、ホルモンの変動によって変化します。同じ化粧品を肌につけても、月経周期の違いによって感じ方が違ってきます。

Seppicは、肌のニーズと感覚に対するホルモンの影響に基づき、生理の各週に適した生物学的効果と質感を持たせた4つのフォーミュラからなる生理用美容セットを開発しました。生理の1週目にはさらっとして軽いつけ心地のセラムを、生理の最終週にはリッチで心地よいリペアシカクリームを使用し、Seppicの成分により、肌の活性化を促し、その週ごとの肌の感覚に合った肌質を作り出します。

BI infography GB formulas

 

EU07487 I NATURAL GEL CREAM

EU07607 I BEAUTY SECRET FOR INSTA LOVERS

US20092A I URBAN SKIN SHIELD

EU07611 I REPAIR & SOOTH CICA CREAM

 

閉経後のスキンケア

ホルモンの量は、加齢とともに生殖機能と同じように低下しはじめます。やがてエストロゲンとプロゲステロンの量が激減し、月経が終了する、つまり閉経を迎えます。これにより、肌にも大きな影響を及ぼします**。

ANTILEUKINE™ 6, SEPICALM™ S WP などの鎮静成分や,EMOGREEN™ and MONTANOV™ 202 などの心地よいテクスチャーで、敏感肌にも即効性のあるケアを行います。

エストロゲンによって肌の線維芽細胞の生成が促進されなくなったため、肌のバリア機能が損なわれ、肌が薄くなっていきます。これに替わるものがTECA™です。段階的に抽出されたツボクサエキスが線維芽細胞を活性化させ、抗酸化や鎮静など、総合的なアンチエイジングのアプローチに必要なさまざまな特性を発揮します。

閉経後の肌は、特に空気が乾燥しているときには、脱水症状にも悩まされます。 HYDRACHRYSUM™  炎症と乾燥の悪循環に働きかける)のような優れた保湿成分を配合したり、 MONTANOV™ L and AQUAXYL™(最大48時間の保湿効果)の相乗効果で、なめらかでしなやかな肌を一日中保ちます。

生理中や閉経後のケアは、グローバルなヘルスケアを目指す化粧品業界において、注目されつつあるトピックです。生理の状態は人によりさまざまで、週ごとに異なる肌の質感や感覚、常に自分の肌のニーズに応えてくれる製品を一人ひとりが求めています。このアプローチにより、多くの女性にとって自分用にカスタマイズされた製品を手に入れる新しい道筋が開かれつつあるのです。

この美容法・その他の処方を見る

* 「月経周期に伴う認知、感覚、感情の変化」レビュー - Miranda A Farage 1, Thomas W Osborn, Allan B MacLean

**皮膚と閉経」H Bensaleh 1、F Z Belgnaoui、L Douira、L Berbiche、K Senouci、B Hassam - 2006年12月