マダガスカル島コミュニティに貢献する取り組み
Serdex社の工場では、マダガスカルで収穫された植物からwesource™化粧品および医薬品の有効成分を抽出・精製しています。
40年以上にわたる取り組み
40年にわたり、植物採集を取り巻く地域社会に対して利益配分のベストプラクティスを実践してきたパイオニアであるSerdexは、2008年から倫理的バイオトレード連合(UEBT)のメンバーとして積極的に活動しています。その創設以来、伝統的なノウハウを尊重し、地域住民の生活環境を改善し、植物採集地にまで足を運ぶことで、地元のサプライヤーが社会的責任に対する能力を高めていくことが、Serdexの持続的発展の核心となっています。
2020年に行われた前回のメンバー監査では、UEBTの加盟義務を96.5%満たしていました(UEBT倫理的バイオトレード基準を用いてEcocertが実施したメンバー監査)。UEBTへの加盟条件のうち、Serdexはツボクサのサプライチェーンに対して、倫理的慣行の改善を最優先しました。
地域社会・パートナーとの取り組み事例
マダガスカルでは現在、3,000人以上の収穫作業者がSerdexのサプライチェーンの恩恵を受けており、現地パートナーは専門知識の伝達を通じて、品質管理とトレーサビリティを実現しています。Serdexとそのパートナーは、特に教育のためのインフラを提供することで、収穫作業者が住むコミュニティの生活環境の改善に取り組んでいます。Serdexは、お客様のご支援のもと、以下のような貢献をしています。
- 学校教育の取り組み:2003年以来、年間平均5教室以上が建設され、年間2,880人の生徒を受け入れ、3つの学校図書館、多数の学習キット(2019年は480)を生徒に配布し、中学から大学まで6つの奨学金を支給しています。
- 学校教育の取り組み:2003年以来、100以上の教室と図書館が建設され、年間3,000人以上の生徒を受け入れ、150人以上の教師に能力開発トレーニングを行い、多数の学習キットを生徒に配布し、中学から大学まで6つの奨学金を支給しています。支援校の出席率は約2倍(出典:社内調査2018年)。
- 栄養と健康への取り組み:栄養プログラムへの参加(12プログラム実施中)、井戸の建設(2019年に6件)、複数の保健所への支援(新築建物の建設、医療機器の改修と購入、6校で教師20人に能力開発トレーニング)を実施。
- 栄養と健康への取り組み:年間2000人以上の児童を対象とした栄養プログラムへの参加、井戸の建設、新築建物の建設、医療機器の改修と購入を通じた5つの保健所への支援提供。
- 技能向上への取り組み:研究・製造設備の寄贈、現地の主要パートナーとの産業化プロジェクトへの貢献、ツボクサのサプライチェーンにおけるトレーサビリティ、管理、検証プロセスの強化。
例えば、2020年、Seppicは、Morarano Gara、Ambohidray、Ankaraharaの学校プロジェクトを支援しました。これらのプロジェクトは、子どもたちが快適に過ごせるような建物(教室、井戸、簡易トイレなど)や教材(書籍の寄贈)を提供するもので、子どもたちの教育環境を改善しています。そうすることで、親は子どもを学校に通わせるようになります。
主な業績(2003年~2020年の実績)